インプラント治療当日の仕事は可能?避けたほうがいい行動を解説

インプラント治療は外科手術を伴います。そのため、通常の虫歯治療などと同様に考えることはできません。特に注意しておきたいのが、当日の過ごし方に関することです。

仕事はできるのか、他に避けておかなければならないことはあるのかなどについてご紹介しましょう。また、できる・できないの判断が難しい場合の対処法についても解説します。

インプラント当日の仕事は可能?

インプラント当日の仕事は、できることなら休んだほうが良いです。インプラント治療では、歯茎を切開し、あごの骨にドリルで穴を開けてインプラント体を埋め込みます。

外科手術が1度で済む1回法と2度行う2回法があるのですが、外科手術をする日はできる限り休みましょう。

治療にかかる時間はケースによって異なりますが、1本埋入するのにかかる時間は、15~20分程度です。ただ、その前に口腔内の清掃を念入りに行う必要があり、30~40分ほどかかります。そのため、1時間以上の治療時間がかかると考えておきましょう。

ほとんどのケースでは全身麻酔はせず局所麻酔や静脈内鎮静法で対応します。そのため入院は必要ありませんが、外科治療法は安静に過ごさなければなりません。

特に身体を動かす仕事は極力休みましょう。ほとんど動かないようなデスクワークであれば大きな問題はありません。また、抜歯や経過確認など、インプラント治療中に行う簡単な通院程度であれば休むほどではありません。

どうしても仕事を休めない場合

場合によっては、どうしても仕事を休むのが難しい方のケースもあるでしょう。その場合は、医師と相談することをおすすめします。

特に身体動かす仕事に就いている方は、どのように仕事するかよりも手術の日程を調整し、休める日を選択するのも一つの方法です。

インプラント治療後に避けたほうが良い行動

インプラント治療後には、いくつか避けておいたほうが良い行動があります。以下のものに注意しましょう。

激しい運動

激しい運動を行った場合、血行が良くなり痛みや出血につながってしまう可能性があるので、避けておいたほうが良いです。簡単なウォーキング程度の運動も避けておきましょう。

できれば、手術当日だけでなく、2~3日程度は運動を控えておいたほうが安心です。普段から運動を日常的に行っている方も避けてください。

また、2~3日程度経ってもまだ出血が見られるような場合や、痛みがあるような場合はさらに数日運動を控えたほうが安心です。

湯船につかる入浴

湯船につかる入浴も体を温め、血行を良くすることから手術当日は控えたほうが安心です。ぬるめのお湯でシャワーを浴びる程度にとどめておきましょう。

シャワーの場合も短時間で済ませておくことをおすすめします。

飲酒

飲酒すると運動同様血行が良くなり、痛みや出血を引き起こしてしまう可能性があります。

手術当日と、できれば術後2~3日程度は飲酒を避けておきましょう。

喫煙

喫煙もインプラント治療後は避けておいたほうが良いです。これは、歯茎の毛細血管が萎縮し、傷の治りが遅くなってしまう可能性があるからです。

インプラントでは、歯茎を切開し、治療を進めていくことになります。治療後に縫合しますが、傷口がなかなか塞がらない場合、感染症などのリスクが高くなってしまうのです。

できる限り早く傷口が落ち着くようにするためにも禁煙は避けておきましょう。

禁煙はインプラントの定着率も下げてしまうため、できることなら手術後だけでなく、その後も継続して禁煙するのが理想です。

刺激物の食事

刺激物は傷口に負担をかけてしまう可能性があります。出血や傷口の悪化に繋がる可能性があるため、避けておきましょう。

香辛料のほか、お酢をそのまま飲む行為や、塩辛いものなども避けておくと安心です。極端に熱いものや冷たいものもしばらくは控えましょう。

また、刺激物ではなかったとしても、口を大きく開かなければ食べられないものも傷口に悪影響を与えてしまう恐れがあります。傷口に負担をかけずに食べられるものを選んでください。

自己判断が難しい時はかかりつけ医に相談

ご紹介したもの以外にも「○○はやってもいい?」と疑問に感じるものがあるかもしれません。基本的にそれほど体を動かさなくて済むものや、傷口に影響を及ぼさないものであれば問題ないでしょう。

しかし、自己判断が難しいものについては、医師に相談したほうが良いです。治療後に確認したいことができた場合に備え、治療を受けた歯科医院の連絡先などを確認しておきましょう。

仕事は休んで安静にしているのがおすすめ

インプラントで外科治療を行った当日は、できる限りゆっくり休みましょう。仕事をしている方はあらかじめ休みが取れるように調整しておくと安心です。

身体を動かさない仕事に就いている方だったとしても、手術した場所が気になってしょう事に集中できないようなこともあるかもしれません。

仕事が忙しくて休めない時期は治療のタイミングをずらすなどして対応してみてはいかがでしょうか。