インプラント治療の回数目安はどれくらい?

インプラント治療は、一般的な虫歯治療などと比べて時間がかかります。そのため、どれくらいの回数通わなければならないのかについて事前に理解しておいたほうが良いでしょう。
そこで、各種検査やカウンセリング、インプラント手術、メンテナンスでそれぞれどの程度通わなければならないのかについて解説します。1つの参考にしてみてください。

各種検査やカウンセリングにかかる期間と回数の目安

インプラント治療前には様々な検査を行うことになります。また、どのような状態を望んでいるのかカウンセリングで細かく確認されるので、カウンセリングにも時間がかかるものだと考えておきましょう。

一般的にカウンセリングの通院回数は2~3回程度、通院期間は2日~2週間となっています。

インプラント治療は外科手術を必要とする治療であり、事前に詳細な治療計画を立ててから取り組んでいかなければなりません。精密検査や問診でお口の中の状態や、全身の状態を把握したうえで治療を行っていくことになります。

カウンセリング詳細

カウンセリングでは、治療方針を決めていくため、以下のようなことを聞かれたり、説明されたりします。

  • アレルギーの有無
  • 全身疾患や歯周病などの有無
  • 費用の説明
  • 治療内容の説明
  • 診断結果の説明
  • 通えるタイミングについての確認

治療期間が長くなる関係もあり、途中で出張の予定があるなどして通えなくなる可能性がある場合は、そういった事情についても相談しておく必要があります。

検査詳細

事前の精密検査で行われることが多いのは、以下のような検査です。

  • CT撮影
  • レントゲン撮影
  • 口腔内検査
  • 血液検査

この他、必要に応じてアレルギー検査や尿検査、血圧測定が行われます。

インプラント手術にまつわる期間と回数の目安

インプラント手術については、手術を1回で済ませる「1回法」と、2回行う「2回法」のどちらで治療するかによって通院回数が変わります。

1回法の場合、通院の回数は1~2回程度、通院の期間は1日~2週間程度が目安です。
2回法の場合、通院の回数は4~6回程度、通院の期間は3~7ヶ月程度をひとつの目安にしてみてください。

1回法は手術が1回で済むということもあり、通院の回数、通院期間ともに少なくなります。
ですが、すべての人が1回法を選択できるわけではありません。あごの骨や、状態によっては2回法しか選択できないケースがあるので、自分の場合は1回法で対応可能か確認してみると良いでしょう。

また、インプラント治療をする前にあごの骨を増やすための骨造成術が必要になるケースがあり、こちらの場合は更に通院回数、通院期間ともに増えることになります。

インプラント治療前の口腔内の状態が良くない場合、虫歯治療や歯周病治療などから始めなければなりません。これらの治療が必要になった場合は更に通院回数と通院期間が増えることになります。
虫歯や歯周病の状態だと口内に多くの菌が存在しており、インプラント治療の失敗に繋がってしまう恐れがあるためです。

それから、インプラント治療ではできる限り切開する範囲を小さくし、体への負担を抑えることができる「フラップレスインプラント治療」と呼ばれるものもあります。こちらの場合は従来の治療法より通院回数が少なく、通院期間も短く済むケースが多いです。

総合的にどの程度の通院回数、通院期間が必要になるのかについては人によって異なるので、精密検査を受けたあとに大体の目安について確認してみましょう。

術後のメンテナンスにかかる期間と回数の目安

インプラント治療は、手術が終わったらそれで完了ではなく、手術後も定期的に通い、メンテナンスを受ける必要があります。年に3回~半年に1回程度で通うことになるケースが多いです。状況によっても異なるため、どのタイミングで通うべきかは、歯科医院に相談してみましょう。

普段自分で行うブラッシングだけではすべての汚れを取り除くことは難しいため、歯科医院でしっかり汚れを落としてもらう必要があります。また、インプラントを失ってしまう大きな原因であるインプラント周囲炎などが発生していないか確認してもらい、治療が必要だった場合はすぐに改善のための治療に取り組まなければなりません。

定期的にメンテナンスを行うことはインプラントの寿命を長くすることにもつながるので、必須だと考えておきましょう。

インプラント治療の通院回数は個人差が大きい

インプラント治療をした場合、どれくらいの回数、期間通わなければならないのかについて解説しました。
全く虫歯や歯周病がなく、あごの骨も十分な状態から始めるのと、そうでない場合とではインプラント治療にかかる回数が変わってきます。どれくらいかかりそうかについては、事前に行う精密検査である程度判断が可能となっているので、直接医師に確認してみましょう。

何度も通院することになるので、自分にとって通いやすい歯科医院を選択することも重要です。