大人の永久歯が抜ける主な原因と予防方法を解説

永久歯が抜けてしまった場合、もうその場所に新しい歯は生えてきません。歯がない状態を避けるためにもできる限り歯が抜けないように注意が必要です。

そこで、大人の永久歯が抜けてしまう代表的な原因や、永久歯が抜けるのを予防する方法などについて解説します。残念ながら抜けてしまった場合はどのように対処すればよいのかについても参考にしてみてください。

大人の永久歯が抜ける主な原因

本来、永久歯は根がしっかりしているものなので、簡単に抜けるようなことはありません。それでも抜けてしまう原因として、以下の4つの原因が考えられます。

歯周病

歯周病は、大人が歯を失ってしまう代表的な原因の一つです。やっかいなことに、歯周病にかかっても初期の段階ではほとんど自覚症状がありません。

そのため、かなり症状が進行してから歯周病であることに気づくことが多く、その段階になるとすでに歯が抜けかけているようなケースもあるのです。

重度の歯周病では歯を支える骨が溶け、歯を支えられなくなってしまいます。歯周病と診断された方は早期の段階で治療が必要です。

虫歯

虫歯についても初期の段階で治療ができれば良いのですが、重症化した虫歯は歯が抜ける原因になります。

特に、虫歯の範囲が大きくたくさん削らなければならない場合や、歯に栄養を与える役割を持つ神経を取った場合はそのリスクの高いです。

外傷による欠損

何かにぶつけたり、転んだりしたなどの理由から外傷ができてしまい、歯の欠損に繋がることもあります。ちょっとした欠け程度であれば治療が可能ですが、状態がひどい場合は、抜かなければならないことも多いです。

ストレスや生活習慣

ストレスが原因で暴飲暴食をしてしまうことがありますが、頻繁に物を食べたり、甘いものをとりすぎたりすると虫歯に繋がってしまいます。歯に悪い影響を与える生活習慣に心当たりがある場合は見直しが必要です。

永久歯が抜けるのを予防する方法

できる限り歯が抜けるのを予防するにはどのような方法があるのでしょうか。実践しやすい方法について解説します。

日々のケア

虫歯や歯周病を防ぐためには、日々のブラッシングが欠かせません。デンタルフロスなども活用し、歯と歯の間の汚れもしっかり落とすようにしましょう。

歯科医による定期メンテナンス

セルフメンテナンスだけでは落としきれない汚れがあるので、歯科医院で専門的な器具を用いて除去してもらうことが大切です。

定期的に専門的なメンテナンスを受ければ、虫歯や歯周病などが発生していた時にいち早く気づくことにもつながります。

食いしばりや歯ぎしりの改善

食いしばりや歯ぎしりのくせがあると、歯に大きな負担をかけることになってしまいます。ただし、自分で意識してもなかなか改善できるものではありません。

衝撃を和らげるためのマウスピースを歯科医院で作成したり、歯並びの矯正治療を受けたりするのもおすすめの方法です。

生活習慣の見直し

歯に良くない生活習慣がある場合は、積極的に見直しが必要です。例えば、お菓子やジュースの回数を減らす、歯周病リスクをあげるとされているタバコをやめるなどの方法が挙げられます。

永久歯が抜けた場合の対処法

永久歯が抜けた場合、そのまま放置すると歯並びが悪化しやすくなるので、早めに治療を受けましょう。入れ歯やブリッジ、インプラントなどの方法があります。

入れ歯

部分入れ歯や総入れ歯で失った歯を補うことができます。保険が適用できるので安く治療できますのが、機能性や審美性については不満を感じている方が多いです。

異物感に悩んでいる方もいますし、咀嚼能力も高くはありません。

ブリッジ

ブリッジも入れ歯と同様に保険診療が提供されます。咀嚼能力は入れ歯より上とされていますが、歯を失った部分に入れる人工歯を支えるため、その両隣にある歯を削らなければなりません。

健康な歯であっても削らなければならないのが大きなデメリットです。

インプラント

インプラントは独立して治療が可能であり、他の歯に悪影響を与えません。保険診療の対象外であることから費用は高いのですが、機能性や審美性は天然歯と同等とされており、非常に優れています。

インプラント治療を受けるメリットについては『インプラント治療のメリットについて紹介』でさらに詳しくご紹介しています。こちらも参考にしてみてください。

早めに最適な治療を受けるのがおすすめ

大人の永久歯が抜けるのには、様々な原因があります。歯周病や虫歯の場合は早期の段階で治療を受けることにより歯を失わずに済む可能性が高くなるので、早めに治療を受けましょう。

もし、永久歯が抜けてしまった部分がある場合、放置はおすすめできません。歯並びが悪化する防ぐためにも、インプラントなどの治療について検討してみてはいかがでしょうか。