ブリッジした歯の寿命を延ばすためのメンテナンス方法を解説

ブリッジは、治療を行ったら永久的に使えるものではありません。徐々に劣化していくので、適切なタイミングで治療を行い、新しいものに交換する必要があります。

普段適切なケアができているかどうかによってもブリッジの寿命が変わるので、寿命を延ばすためのメンテナンス方法を紹介しましょう。また、ブリッジ治療を行った歯に違和感が生じた場合の対処法についても解説します。

ブリッジした歯の寿命

選択するブリッジの素材によっても寿命が変わりますが、保険適用のものであれば一般的に7~8年程度が寿命とされています。

平均寿命が4年~5年程度とされている入れ歯と比較すると、寿命が長いです。

ただ、これはあくまで平均寿命なので、お口の中の状態が悪かったり、噛み合わせが適切でなかったりした場合は数年程度で劣化し、寿命を迎えてしまうこともあります。

ブリッジした歯の寿命を延ばすメンテナンス方法

ブリッジ治療した歯の寿命を延ばすためには、いくつか方法があります。代表的なメンテナンス方法を4つ紹介します。

毎日優しくブリッジした歯を磨く

基本的なメンテナンスは、ブラッシングです。その際、力を入れてしまうのではなく、丁寧に、優しく磨きましょう。部分入れ歯とは違い取り外せないので、自分の歯と同じように磨くことになります。

特に、ブリッジと歯茎のキワあたりに汚れがたまりやすいので、意識して磨きましょう。丁寧なブラッシングができていなかった場合、土台となっている歯が虫歯になってしまうことがあります。

歯間ブラシやスーパーフロスでポンティックを磨く

一般的な歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやスーパーフロスを活用し、ポンティックを磨きましょう。ポンティックとは、失った部分の歯にあたる人工歯のことです。

側面や噛み合わせ面はしっかり磨いていたとしても、歯茎側が磨けていない方がいます。ダミーの歯であるポンティックは、両隣の歯を支えとし、歯茎から浮いた状態になっています。この歯茎との接地面に汚れが溜まって腫れてしまうようなケースも多いです。

汚れが蓄積していても見えづらい場所であるため、何かブリッジに不具合があって取り外した際、かなりの量の歯垢が蓄積していたような例もあります。しっかり磨きましょう。

歯科医院で定期健診を受ける

毎日丁寧にブラッシングをしていたとしても、自分では取り除けない汚れがあるため、定期健診でクリーニングしてもらうのがおすすめです。ブリッジの状態が悪くなっていないかも確認してもらえます。

何かトラブルがあった際にはいち早く気づき、治療につなげられるのが定期健診を受けるメリットです。

歯ぎしり・食いしばりの対策をする

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、専用のマウスピースを用意するなどして対策を講じるのがおすすめです。歯ぎしりや食いしばりをすると、支えとなっている歯に大きな負担がかかってしまいます。

場合によっては歯の根っこが割れたり折れたりしてしまうこともあるので、対策しておきましょう。

ブリッジした歯に違和感が生じた時の対処法

丁寧にメンテナンスしていてもブリッジした歯に違和感が生じてしまうことがあります。以下のような対処が必要です。

かかりつけ医に相談する

まずはかかりつけ医に相談し、どのような状態になっているのか確認してもらいましょう。違和感の原因となっているものを改善しなければ解決しません。

場合によっては再治療も

違和感の原因によっては再治療が必要になるものもあります。
例えば、ブリッジが取れてしまった場合や、欠けたり割れたりした場合は、再接着や新しいものに取り替えなければなりません。

土台となっている歯が虫歯になり違和感があるようなケースでは、ブリッジを取り外したうえで虫歯の治療が必要です。虫歯の状況が悪化してから治療を始めると神経を取らなければならない可能性もあります。

状態によっては抜歯しなければならず、支えとなる歯がなくなり、ブリッジの治療が難しくなることも多いです。

丁寧のケアが寿命を延ばすことにつながる

できるだけブリッジの寿命を延ばしたいと考えているのであれば、丁寧なケアが欠かせません。日々のブラッシングに力を入れましょう。

また、寿命が長い治療法を検討しているのであれば、ブリッジよりもインプラントがおすすめです。インプラントに寿命はないとされており、ブリッジよりも大幅に長持ちします。

ブリッジに何らかの不具合があり、交換する際にインプラント治療を検討する方も多いです。

虫歯で支えとなっている歯を抜かなければならず、ブリッジ治療ができなくなってしまったような場合も独立した治療が可能なインプラントについて検討してみてはいかがでしょうか。

インプラント治療におけるメリットは『インプラント治療のメリットについて紹介』で詳しく解説しています。