インプラント治療のデメリットについて紹介

機能性と審美性に優れているということで高い人気を誇るインプラント治療ではありますが、どのようなデメリットがあるのかについても理解しておきましょう。特に多くの方がデメリットとして挙げている不安感や、外科手術に関すること、治療期間などについてご紹介します。
また、どれくらいの治療費がかかるのかについても解説するので役立ててみてください。

インプラント治療のデメリットは「不安感」

インプラント治療のデメリットは不安感インプラント治療におけるデメリットのうち、特に悩んでいる方が多いのが、不安感に関する問題です。歯科医院で行う一般的な虫歯治療や歯周病治療だけでも不安を感じてしまう方が多く、さらに大掛かりな治療となるインプラントは更に不安を募らせてしまいます。

もし、失敗してしまったらどうしよう、かなりの痛みがあるのではないか、想像以上に費用がかかるかもしれない、など、様々な不安を感じている方がいるのです。これらを解消するためには、気になることをきちんと解決し、不安を取り除いたうえで治療に挑むことが重要といえるでしょう。

ヒアリングや、医師からの説明不足が原因で大きな不安を感じてしまう方がいるので、カウンセリングに力を入れている歯科医院を選択すると不安感を取り除くことができます。

外科手術が必要

外科手術が必要インプラント治療は、外科手術にあたります。一般的な虫歯治療などと同様に考えることはできないため、持病などにより外科手術が難しい方は、インプラント治療を選択することができません。

例えば、全身的な疾患のうち、以下に該当する方はインプラント治療が向かないか、注意が必要とされています。

  • 循環器疾患…虚血性心疾患、高血圧症など
  • 呼吸器疾患…気管支喘息、アスピリン喘息など
  • 消化器疾患…肝機能障害、腎機能障害など
  • 代謝・内分泌系疾患…糖尿病、骨粗鬆症など
  • 精神疾患…統合失調症、うつ病
  • 脳血管障害脳梗塞、脳出血など
  • 血液疾患…貧血、出血性素因
  • 自己免疫疾患…関節リウマチ、全身性エリテマトーデス
  • アレルギー疾患…金属アレルギー、薬物アレルギー
  • 特殊感染症…HBV、HCV、HIVなど
  • その他…服用薬剤による問題など

必ずしも手術ができないわけではありませんが、医師に確認したうえで検討していくことになります。他、ヘビースモーカーや高齢者もリスクが高いとしてインプラント治療が受けられないケースがあります。

参考:(PDF)歯科インプラント治療指針:日本歯科医学会編[PDF]

痛みの不安

外科手術というと痛みを心配する方がいますが、通常は局所麻酔をして手術することになるため、手術中の痛みを感じることはないので安心です。ただ、絶対に痛くないとは言い切れないので、このあたりは治療を受ける歯科医院でよく相談してみると良いでしょう。不安感が強い場合は、静脈麻酔を併用するなど方法もあります。

身体への負担

インプラントの手術にかかる時間は1本あたり15~20分程度なのですが、その前に丁寧に口の中を清掃したり消毒したりしなければならないため、この作業に30~40分程度かかります。
また、手術の内容によっては1時間半程度かかることになりますが、入院はせず、日帰りで行うのが一般的です。身体への負担もそれほど大きくはありません。

ただ、大掛かりな移植が必要な場合などは経過観察も含め、入院が必要になることがあります。体力的に心配なことがある方は事前に気になることを確認しておきましょう。

治療期間が長くなる可能性

治療期間が長くなる可能性失った歯をカバーする方法として、インプラント治療のほかに入れ歯やブリッジなどの方法がありますが、これらの方法と比べるとインプラントは治療に長い期間がかかります。

インプラント治療では、外科手術でインプラント体と呼ばれるものをあごの骨に埋め込み、インプラント体が骨と結合するのを待ったうえで、2度目の手術を行う2回法と呼ばれるものが主流です。

通常、インプラント体を埋め込んでから3~4ヶ月程度の治癒期間を置いたうえで2度目の手術をすることになるのですが、人によっては骨が結合するまで6ヶ月程度かかることがあります。そのため、3~6ヶ月程度と広く考えておきましょう。
部分入れ歯は1~2週間程度、ブリッジ治療は2週間~1ヶ月程度であるのに対し、インプラント治療は長くかかった場合、すべての治療が完了するまでに7~8ヶ月程度かかります。

治療費が高額(保険適用外)

治療費が高額(保険適用外)インプラント治療は自由診療にあたり、保険が使用できない自己負担の治療となります。そのため、保険を利用できる一般的な治療法に比べると比較的高額になってしまうのがデメリットです。
どれくらいの費用がかかるのかはケースによって異なりますが、一般診療所の場合、1本あたり32万円~40万円程度の費用がかかります。また、自由診療では歯科医院が自由に料金を設定できる関係もあり、家賃や人件費が高くかかる都心部などは相場に比べて治療費が高い傾向にあります。

治療後はメンテナンスが必要

治療後はメンテナンスが必要インプラントは治療をしてそれで終わりではなく、治療後は定期的に歯科医院に通い、メンテナンスをしなければなりません。3ヶ月に1回程度のペースで通い、状態を確認してもらいましょう。
忙しい方にとっては、定期的に通わなければならない点もデメリットだといえるでしょう。

デメリットもよく理解したうえで検討を

デメリットもよく理解したうえで検討をインプラント治療は様々なメリットがあるため、デメリットについてよく理解しないまま治療を検討してしまう方がいます。ですが、今回ご紹介したようにデメリットとして挙げられることがいくつかあるので、よく理解したうえで検討しなければなりません。
特にインプラント治療を受けるのが難しい全身疾患を抱えている方などは、医師に相談したうえで検討していかなければならないため、自分が治療を受けた場合にはどのようなデメリットがあるのかよく確認してみてください。

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