インプラントは違和感がある?もし違和感がある場合の対処法とは?

インプラント治療を受けたけれど違和感がある場合の原因は、インプラントのゆるみやインプラント周囲炎など実に様々です。特にトラブルがなくても誰でも慣れるまでには数日~数週間程度かかるので、あまり心配しすぎないようにしましょう。

慣れていないこと以外で何が原因で違和感を覚えてしまうのか、どのように対処すれば良いのかなどについてご紹介します。

インプラントを付けたら全員が違和感を感じるのか?

インプラント治療をした後の違和感は、すべての方が感じるものではありません。ですが、まれに違和感を覚える方がいるようです。

一般的に虫歯治療をしただけでも違和感を覚える方がいるので、外科手術を伴うインプラント治療で違和感を覚えるのは不思議なことではありません。ですが、適切に治療を行い、ケアも正しく行えば大きな違和感を覚えることはほとんどないといえます。

治療した部分が気になって舌で触れてしまう方もいますが、意識することによって更に違和感が強くなるケースも多いです。舌で触る行為はインプラントの傷口を悪化させてしまう可能性もあるので、できるだけ気にすることなく過ごすようにしましょう。

インプラントで感じる違和感の理由

インプラントで感じる違和感の理由
インプラント治療を行ったあと、快適な生活が待っていると思っていたのに違和感を覚えてしまい、悩みを抱える方がいます。代表的な原因について5つご紹介しましょう。

インプラントに慣れていない

それまでとは口の中の状態が変わるので、どうしても違和感が生まれます。こちらのケースに該当する場合、慣れればほとんど気にならなくなるので心配いりません。

インプラントはなくなった歯をカバーするための治療ということもあり、インプラントを埋入した部分はそれまで歯がない状態になっています。

長期間にわたり歯がなかった方の場合、新しく人工の歯を入れると慣れるまでに時間がかかりますが、他に特にトラブルを感じていないのならしばらくそのまま過ごしてみてください。

インプラントがゆるんでいる

インプラントは、骨の中に埋め込む土台部分であるフィクスチャー、歯茎の上に出る人工歯の部分である上部構造、これら2つをつなぐアバットメントの3つの部品によって成り立っているのですが、インプラント結合部分にゆるみが発生してしまうと違和感を覚えることがあります。

もし、何となくインプラントが安定していないと感じているのなら、インプラントのネジを締め直さなければ状態が改善しないケースがあるので、歯科医院で相談してみてください。

ネジを締めなおしてもまたインプラントのゆるみが発生してしまうことがありますが、この大きな原因は噛み合わが合っていないことによるものです。頻繁にゆるみが発生する場合は、噛み合わせを確認したうえで対策を取らなければなりません。

インプラント周囲炎

インプラント関連のトラブルとして特に注意しなければならないのが、インプラント周囲炎と呼ばれる歯周病のような炎症です。歯茎が細菌に感染することによって引き起こされるトラブルであり、インプラントを支えている組織に炎症が起きています。

厄介なことに進行が速いのに自覚症状がほぼありません。そのため発見が遅れてしまいがちなのですが、インプラント周囲炎はインプラントを失う大きな原因なので注意が必要です。

インプラントのぐらつきはインプラント周囲炎の症状の一つでもあるので、違和感やぐらつきがある場合は早めに歯科医院で状態を確認してもらわなければなりません。治療が遅れ症状が進行してしまうと、インプラントが抜け落ちてしまうような恐れもあります。

インプラント周囲炎について更に深く知りたい方は『インプラント周囲炎とは?原因と対策について』のページで詳細をご紹介しています。インプラント周囲炎のセルフチェックなども解説しているので参考にしてみてください。

インプラントが摩耗している

インプラントの寿命は非常に長く、適切なメンテナンスを行っていれば10年以上長持ちします。

しかし、寝ているときに歯ぎしりをする癖がある方や、普段から歯をくいしばる癖がある方は早期の段階でインプラントが摩耗してしまい、これが原因で違和感を覚えてしまうことがあるのです。

歯ぎしりを指摘されたことがある方や、無意識のうちに歯を食いしばってしまうような方は、できる限りその癖を改善させるように努力しましょう。無意識に行ってしまう歯ぎしりはマウスピースで対応可能です。

インプラントが適切に埋入されていない

どうしても違和感がなくならず、時間が経過しても全く状態が変わらないような場合は、インプラントが適切に埋入されていない可能性が疑われます。インプラントを快適に使用するためには、適切な位置と深さに埋入することが絶対条件です。

特に違和感だけでなく痛みもあるような場合は、適切に埋入されていない可能性が疑われるので、医師に相談してみましょう。場合によっては埋入したインプラントを一度撤去した上で再手術をしなければならないようなケースもあります。

インプラントで違和感を覚えた場合の対処法

インプラントで違和感を覚えた場合の対処法
インプラント治療後に違和感を覚えているのであれば、正しい対処法を確認しておきましょう。ポイントをご紹介します。

術後すぐの場合はまずは様子を見る

インプラント治療後は慣れるまでどうしても時間がかかるので、慣れていないことが原因であると考えられる場合はしばらく様子を見ましょう。特に、痛みや腫れなどが特にない場合は、定期受診まで待つのも一つの選択肢です。

症状が出ている場合は歯科医院で受診を

早急に歯科医院に相談したいケースとして、出血や腫れなど、その他のトラブルが見られる場合が挙げられます。インプラント周囲炎が発生している可能性もゼロではありません。

また、通常の範囲内か自分で判断できないようなケースも、万が一に備えるため歯科医院で相談をした方が良いでしょう。

何かトラブルが発生していた場合、早期に対応することにもつながります。違和感を我慢していたところ、トラブルが悪化してしまうようなケースもあるので、注意しましょう。基本的に治療を受けた歯科医院で相談することになります。

インプラント治療後は日々のメンテナンスが重要

インプラント治療後は日々のメンテナンスが重要
インプラント治療後にできる限り違和感なく過ごすためには、適切なメンテナンスが必要です。日々のメンテナンスを丁寧に行うことは、トラブルの予防にもつながります。セルフケアとメンテナンスについてご紹介しましょう。

毎日のセルフケア

何より重視したいのが、毎日行うセルフケアです。歯科医院でもメンテナンスを受けることになりますが、セルフケアが正しくできていなければ状態が悪化しやすくなるので注意しましょう。

セルフケアのポイントは、丁寧な歯磨きです。歯間ブラシやデンタルフロスなども活用しながら丁寧に磨きましょう。虫歯になりやすい方はブラッシングに問題がある可能性が高いため、ブラッシング指導を受けるのもおすすめです。

歯科医院での定期メンテナンス

いくら丁寧に歯磨きをしているつもりでも落としきれない汚れがあるので、歯科医院で定期的なメンテナンスを受けましょう。専門器具を使い、自分では落とせないような汚れをキレイにしてくれます。

定期メンテナンスの頻度は、歯科医院によって異なります。年に3~4回のところもあれば、半年に1回程度のところもあるので、よく確認しておきましょう。一般的に治療直後は1週間後、2週間後など頻繁に通う形となります。

メンテナンスの詳細については『インプラントのメンテナンス方法!歯科医院で受ける場合と自宅で行う方法を紹介』で詳しくご紹介しています。こちらの記事も参考にしてみてください。

違和感の原因を見極めて適切な対応を

違和感の原因を見極めて適切な対応を
少し歯を削っただけでも違和感を覚えるものなので、これまで歯がなかった部分にインプラントを埋入すればしばらくの間はトラブルがなくても違和感を覚えます。

これはしばらく日常生活を続ける中で慣れていくものではありますが、違和感以外のトラブルがある場合は適切な治療が必要です。

我慢できないような違和感や悩み・不安がある場合は直接治療を受けた歯科医院で相談してみてください。

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