1本だけでも治療を!歯が抜けたまま放置しておくと生じる悪影響とは?

歯が抜けた場合、たとえそれが1本だけだったとしても放置するのではなく、治療したほうが良いです。その理由として、様々な悪影響が生じることが挙げられます。

具体的にどういった影響があるのか、選択できる治療法の種類は何かなどについてご紹介しましょう。抜けた歯を放置してもいいものか悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

歯が抜けたまま放置しておくと生じる悪影響

歯が抜けたまま放置した場合、多くの悪影響があります。代表的な悪影響を3つ解説しましょう。

見た目への悪影響

見た目に与える悪影響も大きいです。前歯などが抜けてしまった場合、人と話をすることを恥ずかしく感じてしまう方もいるでしょう。

それだけでなく、歯を失えばその分噛む力が衰えます。すると、顔の筋力が低下し、たるみが増えるなどの老け顔につながってしまう恐れがあるのです。顔全体のイメージに影響してしまう可能性も考えておきましょう。

生活面への悪影響

歯を失った場合、十分な咀嚼ができなくなることがあります。すると食べ物を消化する胃腸への負担が大きくなり、全身的なトラブルにつながってしまう可能性もゼロではありません。

更に認知症リスクが上がったり、会話がしづらくなったりすることもあります。健康面でも日常生活でも悪影響が出てしまうことから、抜けた歯を放置することはやめましょう。

口への悪影響

歯が抜けた部分は、周辺の歯が寄ってくることから、噛み合わせや歯並びの悪化を招いてしまいます。悪くなった噛み合わせや歯並びを元に戻すのは非常に大変なことです。

それだけでなく、抜けた歯の分の負担を他の歯で補わなければならないため、周囲の健康な歯にまで悪影響が起こることもあります。下手をすると他の健康な歯を失うことにもつながるのです。

「1本しか抜けてないから…」という考えは捨てましょう


抜けた歯が1本だけの場合、それほど大きな影響はないだろうと放置してしまう方がいますが、解説したように様々な悪影響があります。

「1本くらいならそれほど影響はないのではないか」「他にも歯は残っているから大丈夫」とは考えないようにしましょう。

想像している以上に身体への影響は大きく出てしまいます。すぐに治療を受けることについて検討した方が安心です。

歯が抜けた場合の主な治療法とメリット


歯が抜けた場合、どのような治療法が用意されているのでしょうか。代表的な治療法は、入れ歯、ブリッジ、インプラントの3種類です。それぞれの治療法と、メリットについて解説します。

入れ歯

入れ歯は、残っている他の歯に金属の留め金を固定し、人工の歯で失った歯を補う治療法です。保険が適用になるものであれば、5,000~20,000円程度で作れますし、自費となる保険適用外のものであれば見た目などにもこだわれます。

治療期間も短く、部分入れ歯であれば2ヶ月ほどです。取り外しが可能であるため、自分の目で汚れなどを確認しながらしっかりとメンテナンスできます。

隣の歯に引っかけるための金具は外から見えてしまいますが、正面から見えにくい奥歯などであれば、それほど気にならないでしょう。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣にある歯を土台とし、連結した人工の歯を設置する治療法です。一般的には1~3本まで失った歯を補えます。

保険適用のものは10,000~20,000円程度が相場で、治療期間は2週間ほどと短いのが魅力です。できるだけ費用をかけることなく、失った歯を補いたい、部分入れ歯にはしたくないと考えている方に向いている方法だといえます。

連結した歯は土台となる歯にしっかりと固定することから、物を食べている際に動いてしまうような心配もありません。また、支えとなる歯を削る必要はありますが、それほど大掛かりな治療ではないので、外科手術などを避けたいと考えている方にもおすすめです。

インプラント

インプラントは歯肉をメスで切開してあごの骨にドリルで穴を開け、そこに埋入したインプラント体に人工歯を装着する治療法です。外科手術を伴いますが他の歯に影響することがなく、独立して治療が可能です。

また、あごの骨に埋め込むので非常にしっかりしていて、まるで自分の歯と同じように噛めます。審美性にも優れている治療法であり、見た目にこだわりたい方はインプラント治療が選択肢に挙がるでしょう。

インプラント治療の詳細なメリットについては『インプラント治療のメリットについて紹介』で詳しくご紹介しているので、そちらも参考にしてみてください。

まずは歯科医院で相談してみるのがおすすめ

歯が抜けた場合、できるだけ早く歯科医院で相談し、自分にとって最適な治療法に取り組んでみましょう。長く放置すればするほど、悪影響が大きくなってしまいます。

歯並びや噛み合わせなどが悪化してから治療を受けるよりも初期の段階で治療を受けておいたほうが簡単な治療で済むので、信頼できる歯科医院で相談してみましょう。

治療には複数の選択肢があるので、それぞれの特徴やメリットなどを知り、自分に合っているものを選ぶことが重要です。